「温故知新」旧きを訪ね、新しきを識る旅の宿
先代社長、故・光永大祐は絵画や書・陶芸などを好み茶の道にも通じる自称文化人でありました。
昭和2年フランス文学者の道を断念して奥津に戻った大祐は美作十八万石の大守・森忠政公が湯時に遊んだ御殿場跡に小美術館としての旅館を、と「池田屋河鹿園」を造ったと聞いております。
新しく生まれ変わった池田屋河鹿園は、2018年4月22日にグランドオープン致しました。
池田屋 河鹿園について
あの棟方志功が設計に携わった唯一無二の茶室
昭和27年当時、棟方志功と親交の深かった光永大祐は河鹿園新館建築の折「茶室を併設したい」と棟方志功に相談を持ち掛け、それに興味を持った棟方志功が全面的に設計に関わり完成させました。
完成後に棟方志功本人が「妙知庵」と自ら名付けその茶室で多くの時を過ごしました。
「日本のゴッホ」と称された棟方志功作の茶室は全国でも唯一の存在です。
源泉掛け流しの「自家泉源」 に癒される。
吉井川の上流水域を源泉とする河鹿園の温泉は39度前後の源泉掛け流し。泉質は中性~弱アルカリ性の炭酸水素塩泉で、無色透明。お湯にひたると湯泡が気持ちよく肌にまとわりつくような感触は「美人の湯」と呼ばれる由縁でもあります。
加温してもぬるめの湯であるため、長い時間お湯に漬かっていても湯あたりしにくいのが人気のひとつです。
効能:神経痛、冷え症、疲労回復、皮膚病など